DTMを楽しむにはパソコンが必要になります。
ただどんなPCでもOKということではなく、DTMをやろうとするとある程度のスペックが必要です。
すきていも10年前に買ったノートPCがあったのですが、DTMを始めるにおいてはPCを買い換えました。
デスクトップPCの良いところ
- 同じ価格帯なら基本的にノート型よりも高スペック
- 画面が大きく細かい部分まで確認しやすい
- 拡張性が高い
- 故障リスクを分散させられる
基本的にパソコンの設置スペースがしっかりあって、移動もさせないようでしたらデスクトップの方がDTMには優位だと考えます。
故障リスクを分散とは、例えばモニターが駄目になった時に基本的にノートパソコンは修理や買い替えが必要になりますが、デスクトップならモニターを新調するだけで済みます。
(すきていはノートパソコンで画面を壊してしまい、映らないまま、更にモニターを購入して使っているので、本当に邪魔になってます…)
詳しくは下の記事をご確認ください↓↓
ノートパソコンの画面が壊れた時の対応【まずは外部モニター(TV)接続を】
ノートPCの良いところ
- 場所を取らず、持ち運びができる
えっ、それだけ?
ただこのスペースを取らない、持ち運びができるというメリットは大きいです。
因みにすきていも訳あって自宅のクローゼット内でDTMをやっているのですが、ノートPC一択でした。だってだってクローゼット狭いんだもん(><)
場所さえ…、場所さえあればデスクトップにしてましたよ、ええ。
WindowsとMac どちらを選ぶ⁉
コンピューターの土台となる「OS」。ここでも大きな選択が待っています。Windowsなのか!Macなのか!
慣れているのはどっち?
まずは今までどちらのOSをメインに使ってきたのかを考えましょう。
DTMをやっていくのに、最初は聞いたことの無い用語や揃える機材の多さやDAWの使い方、プラグイン等々…
本当に覚えることが多すぎるんですっ!
それなのに今まで使っていないOSを選ぶと…
もうOSを使うのに慣れるのに苦労し、DTMに到達する前に挫折するやもです。
ですので、ここは慣れているOSを選ぶのが良さそうですね!
(ちなみにすきていはWindowsです。ただこの機会にMacに挑戦だ!とも思ったのですが、MacPCの値段の高さに打ちのめされて諦めました…)
お手頃庶民派のWindowsかスタイリッシュで硬派なMacか
まずMacでいうととにかくスタイリッシュでカッコいい!意味も無いのにノートパソコンだとカフェで広げたくなりますもん!
そして音楽や動画を扱うマルチメディアに強いのもMacの特徴。オーディオインターフェースがなくてもある程度ちゃんとアナログ⇄デジタル変換できるし、昔から「動画や音楽扱うならMac」みたいなイメージが定着してましたね。
現にプロの現場ではMacが多くて、収録スタジオとかでもやっぱりMac使ってらっしゃいました。
まあ人に例えるとイケメン、モテモテってな感じです。(もちろんすきていは真逆です…)
また硬派と書いたのですが、DAWのLogicのように未だにMac専用のソフトがかなり多く(それも欲しいやつばっかり!)、他に流されない確固たる地位を確立している感じがしますね。
ただただ値段が高いのがデメリットか。
ではWindowsはというと、様々なメーカーからパソコン機種が出ていて、競争も激しく、かなりお手頃価格で手に入れられるのがWindowsマシンの特徴です。
ただ見た目がなんというか、地味というか、庶民的だなぁと思うような感じで、あまり所有欲を満たさないのが残念。(最近はちょっとスタイリッシュなものも出てきました(^^)/)
でも価格もお手頃で、使えるソフトも非常に多く、また購入後のメモリ増設や改造もやりやすいものが多いです。
最近ではDTMにおけるWindowsユーザーがMacを超えてきていますが、選択肢も多く手軽に始められることが、初心者の方に受けているからだと思います。
結局のところ、どちらがいいの?
Windows、Macのどちらでも極めれば、プロ並みの楽曲が作成できますので、どちらでもOKなんです。
ただエンジニアを目指すとなると、スタジオでもまだまだMacが優勢ですので、Macを選択した方が良いかと思います。
昔は「DTMをするならMac」といった論調のブログが多かったのですが、最近ではWindowsのマルチメディア対応力も上がってきたのと汎用性の高さから、Windowsを勧める方も増えてきました。
すきていも自分がそうだけにWindowsパソコンをお勧めしたいのですが、Macには憧れますね〜(笑)
欲しーよー!でもすきていには高嶺の花だわ。
DTMに必要なPCのスペックは?
最初に「DTMを楽しむにはある程度のスペックが必要です」と述べてましたが、どれくらいのスペックが必要か考えてみましょう。
DTMで必要とされるものは、大きくは次の3つでしょう。
『CPU』『メモリ』『ストレージ』
他にもモニターの大きさや、グラフィック性能、接続ポート等色々ありますが、基本は挙げた3つを気を付けておけばOKです。
このPCの必要スペックに関しては、様々なブログサイトで必要最低限のスペックが紹介されてますが、特に初心者の方は、それを見て少し上の物を揃えるといったやり方では後で後悔することが多くなるでしょう。(初期投資は減るかもですが)
何故かというとあまりギリギリのスペックだと、DAWや音源を立上げていても急に落ちたり、また最近の音源はデータ量も大きく、ストレージもすぐに追加が必要になります。
そこで後でスペックを上げようとしたり、問題対応をしようとしても初心者の方にはかなりの壁になったりします。
ですのですきていの考えでは
「資金の許す限り高いスペックを選択する」
ことをおすすめしています。DTMは本当に覚えることも多いし、余計なトラブルは起こらないようにしたいのです。
そして少し予算を上げて高いスペックのPCを手に入れておくことで、何年先もサクサク作業ができるようにしておいたほうが、安くつくでしょう。
CPUはどう選ぶ?
『CPU』はパソコンの頭脳です。DTMはソフトやサウンド等様々なデータを扱い、音源アプリケーションも同時使用することも度々あるので、こちらはできればその時の最新のCPUを選択することをおすすめします。
CPUの世代は最新世代で、コア数の多いものがよいでしょう。
ネットで調べればパスマーク値も出てますので、2022年5月現在でしたら20,000ポイント以上が理想です。
(ちなみにすきていのノートパソコンのCPUのパスマークは10,800位です。4年目のパソコンですが、一応まだサクサクと動いています。)
マウスコンピューターですが、今は2倍位の性能のノートパソコンが15万円ちょっとで手に入れられます。
マウスコンピューターは高性能でもお安く手に入れられますよ。(下の記事を参考にしてください↓↓)
【2023年 夏最新】DTMおすすめパソコン マウスコンピューター「今回もハイコスパです!」
メモリはどのくらい?
メモリはズバリ今は32MB以上をおすすめします。
メモリは簡単に言うと作業机の大きさで、作業机が大きいと、その上で色々な物を出して作業できますが、作業机が小さいければ、大きな物なら一つしか出せずに仕事がはかどらないといったこともあるでしょう。
ちょっと前までは16MBあれば結構いけてたようなんですが、最近では32MB以上おすすめの方が増えてます。(すきていも初めから32MBです。)
メモリに関しては予算が無くても、他の項目より優先して上げておきましょう。
ストレージ(記憶域)に関して
ストレージとは例えると引き出しのようなもので、作業机に置けないものをいつでも出せるように引き出しに保管してあるイメージですね。
こちらに関しては、あればある程良いのですが、外付けストレージで後付も可能です。(下の記事を参考にどうぞ↓↓)
SanDisk ポータブルSSD レビュー【DTMにおすすめです!】
ただ内蔵メインSSD(最近のPCのメインはほぼSSD)は512GBはあったほうが絶対良いです。できれば1TB以上で!
音源プラグインデータを外付けに入れるにしても、システム的な物はメインに入れますし、音源ダウンロードの際も一時的に使用しますし、メインSSDがあまりにも容量少ないと結構困ります。(すきていは使い方が下手なので512GBでも今苦戦中です。。)
あとはもう一つ内蔵が選べるのでしたらSSDで1TB以上欲しいです。
そして足りなくなったら外付けを考えるというのが良さそうです。
まとめ
DTMを楽しむのに必要なスペックを挙げてみましたが、これをMacノートパソコンで作成しようとすると、40万円以上確実ですね…(Mac恐るべし。)
という訳で、やっぱりWindowsおすすめかなぁ(笑)
ただパソコンはDTMだけする訳ではなく、ビジネスでも、もしかすると動画配信したり、ゲームを楽しんだりと色々できますので、そういった別の用途を見据えて、ちょっと良いものを選んでおいたほうが後々困らないですよ〜