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音楽制作におけるDTMとは
DTMはデスクトップ ミュージック(DeskTop Music)の略です。簡潔にいうとパソコンを利用して音楽制作を行う手法のことです。最近では自宅で作曲される方が増えており、アマチュアの方でも気軽に始められるようになってきました。
すきていも昔は「音楽制作に興味はあるけど、そんな環境も時間も自信もないなぁ」と諦めていたのですが、DTMという道が開けてきて「自分のペースでやればいい、趣味の延長で、そしていつかは音楽配信できればいいな~」という気軽な気持ちで始めることができました。
きっと皆さんの中にも音楽制作=設備に莫大なお金がかかる、難しいこと、才能ある人だけ…、と思っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
しかし今ではDTMも以前より低予算でできるようになっており、かなり敷居も下がってきていますので、気軽に趣味として始められますね。
このサイトも皆さんが最大限のコストパフォーマンスを得られるよう製品説明の他に、時には目安や参考として大体の価格も書いていますが、セールの有無やショップによっても金額はまばらなので、気になったものがあったら、最低でもメーカーサイトや3ショップ位は調べてみる癖をつけましょう。
それをやるかやらないかで懐具合も大きく変わってきます。(やっていないと後で悔しい思いをすることもしばしばです)
それではDTMを始めるのに必要なものを確認していきましょう!
DTMを始めるのに必要なものは?
1、パソコン
DTMには基本的にパソコンが必要になってきます。(iPhoneやiPadでも音楽制作はできますが、やはりそのターミナルとしてもPCはあった方が良いです)
ただパソコンならなんでもよいかといえばそうではなく、扱うソフトや音源データがかなりの容量になるので、それなりのスペックが必要になります。
ではDTMを楽しむにはどのようなパソコンを選べばよいのでしょうか。(すきていはマウスコンピューターを使用しています)
是非こちら↓↓の2つの記事を参考にしてください。
DTMを楽しむのに必要なパソコンのスペックは?【初心者におすすめの選び方】
【2022年】簡単・安心・コスパ最高!DTM初心者におすすめのパソコン【マウスコンピューターご紹介】
2、DAWソフト
DTMはパソコンで行いますが、やはり作曲ソフトなるものが必要になります。
それがDAW(Digital Audio Workstation)です。
こちらは総合作曲・編集ソフトになっていて、歌や楽器パート(トラック)の打ち込み、録音、編集、マスタリングまで音楽制作における殆ど全てのことが完結できるようになっているソフトです。
DTMにおいて非常に重要なソフトなのですが、各メーカーから様々なDAWソフトが出ていますので、自分の作曲したいジャンルに合わせて慎重に選んでいきましょう。
3、オーディオインタフェース
"オーディオインタフェース"、 普段あまり聞きなれない機器ですが、パソコンとマイクや楽器、スピーカー等々の間に入り音声データの流れがスムーズにいくよう通訳するような役割の非常に重要な機器です。
こちらがないと違う国の人がお互いの国の言語がわからないのに話すようなもので殆ど話が通じない、音楽に置き換えると大きな音の遅れが生じたり、音質が酷くなったりして話にならない状態になります。
詳しくは下の記事をご確認下さい。初心者にもおすすめのオーディオインターフェイスを紹介しています。
オーディオインターフェイス おすすめ10選!【コストパフォーマンスの高い機種をご紹介】へ
4、モニターヘッドフォン
次は音声を出力してモニタリングするときに必要なスピーカーやヘッドフォンを揃えましょう。
ただスピーカーはある一定以上の音量でないと細かい音まで聞こえないし、自宅で大音量で聴いていると近所迷惑です。また空間や定位によっては本来の力を発揮できないという難しさもあるので、まずはヘッドフォンを入手しましょう。
ヘッドフォンといっても音楽観賞用のものではなく、モニターヘッドフォンというモニタリング専用のヘッドフォンを使用します。こちらを使って細かい音をチェックしたり、バランスを調整したりします。
おすすめのモニターヘッドフォンは下部リンク記事をご確認ください。
おすすめ定番モニターヘッドフォン5選!【選び方・ポイントも解説】へ
5、モニタースピーカー
楽曲の編集作業ではヘッドフォンでミックスしていても要所要所でモニタースピーカーでの確認が必要になります。
モニタースピーカーで確認すると空気感も含んだ立体的な音になり、バランス等も確認しやすくなります。
ただヘッドフォンと違って、適当にセッティングするだけでは駄目で、音の拡がりや定位をしっかり考えなければ「正確に聴くこと」ができません。
また部屋の大きさによっては、大型のスピーカーを購入しても、そのポテンシャルを発揮できない場合もあるという、少々取り扱いが難しい面もあります。
だからこそ調べ甲斐もあるし、理想に近づける楽しみもあります。
DTMが少し上達した段階でモニタースピーカーに拘ってみてはいかがでしょうか。
モニタースピーカーおすすめ6選!(やっぱり必要みたいです・・・)へ
6、MIDIキーボード、コントローラー
DAW上で曲を打ち込む時に、マウスでカチカチとやっていると気が遠くなります。そんな時にMIDIキーボードを始めとするMIDIコントローラーがあれば作業効率も上がり大変便利です。
皆さんもDTMをされるプロの方の動画を一度はご覧になっているかと思います。必ずといっていいほどMIDIキーボードおいてありますよね!
DTMにおいてMIDIキーボードは無くても何とかなるものなのですが、無いとやっぱり困りますので、是非初期段階で揃えておきましょう。(特にすきていのような飽き性の人は)
DAWの打ち込みだけにとどまらず、PCやタブレットとソフト音源があればピアノの練習にだって使えますよ♪
おすすめのMIDIキーボードはこちらをご覧ください。
おすすめ大人気MIDIキーボード7選!【選び方とポイントをご紹介】へ
7、各種プラグイン
プラグインとはDAWの機能を補完するソフトのことでエフェクト系のものや、音源系のものがあります。
DTMに必要なものの中に入れてみましたが、音楽制作に必要な基本プラグインはすでにDAWに標準装備されているので、急いで購入する必要はありません。
敢えて書いたのは、このプラグインに関してはすきていが失敗(=余計な出費)してしまった経験があるので、これからDTMを始める方にはうまく準備していただきたいなと思う次第です。
どんな失敗かというと、DTMを始めてすぐ、DAWもろくすっぽ使えもしないのに、有料プラグインをバンバン買ってしまい、しかも現在一度も使っていないものが沢山あるんです(T_T)ヒー
プラグインって結構な金額がするんですが、50%オフ!80%オフ!!とかセール情報があると、見て調べてをしているうちに
「今後使う時が来るだろう。今安いから買い時だ!」
とついついポチっとやってしまうんです。そしてそれを繰り返しているうちに10万、20万円と散財してしまう訳であります( TДT)ガーン
よく「DTM初心者はDAW標準装備のプラグインを使い倒してから、必要なところだけ有料プラグインを追加しよう!」なんて紹介されてますが、本当にその通り。
皆さんは失敗しないようお気をつけくださいまし(^_^;)ゞ
とは言いつつ、失敗ばかりでなく、その苦い経験を生かしたおすすめできるプラグインもありますので、こちらをご確認ください。
DTMに必要なもの まとめ
DTMを始めるにあたって必要なものをご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
それぞれ最大限のコストパフォーマンスが得られるように各項目のおすすめのアイテムは実際に使ってみたり、手に入らないものに関しては時間を掛けて調べた上で比較していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ではこれから始まるDTMの旅を一緒に楽しんでまいりましょう!