シンセサイザー実機を制作しているフランスのメーカーARTURIAから"V COLLECTION 9"をご紹介いたします。
すきていはちょっと前に"V COLLECTION 8"を購入したのですが、お金が無くて9へのアップデートを見送りました。(T_T)グスン
ですので、使用感は8を中心に、そして9の情報を加えながら進めてまいります。
それではまずは"V COLLECTION 9"の全体像から見てまいりましょう!
目次
V COLLECTION 9 スペック
Arturia V Collection 9 License(ダウンロード版)【在庫限りイントロセール特価!】【※シリアルPDFメール納品】【ソフトシンセ】【シンセサイザー】 価格:49,800円 |
"V COLLECTION 9"久々にいくらになっているか確認しようと見てみたら"V COLLECTION10”になってました💦💦
でも高いしアップグレードは諦めてます。
プラグインブティックでまだ通常価格だったので、気になる方は、またセール時期に確認してくださいね↓↓
ARTURIA V CollectionⅩ プラグインブティック
V COLLECTION 9のスペック
インストゥルメント … 33種類
プリセット … 9,000以上
データ容量 … 32GB
スタンドアロン操作 … 可
簡単に33種類と書いてますが、その一つ一つの機種のエミュレーションがハイレベルなので、このプラグイン集は相当お得感があります。
ARTURIAのサイトでみると1つあたりセール時でも99$でしたので、そうなると買うならV COLLECTION!ってなりますよね〜(すきていはそうなりました(*ノω・*)テヘ)
そしてそれらはスタンドアロンで使用できますので、すぐに立ち上げて触って鳴らして作曲のアイデアを膨らませたり、演奏のパフォーマンスにも使えます。
(33種類もあるので、アイコンがPCのデスクトップ画面を埋め尽くすことになります💦)
あとすきていの経験則ですが、こちらはSSDとHDDで両方に入れたことがあるのですが、SSDだとすぐ立ち上がるのですが、HDDだと30秒以上立上げに時間が掛かります(当たり前?) かなりのストレスですので、できれば外付けのSSDに入れたいですね。
では早速その収録インストゥルメントを確認していきましょう!
V COLLECTION 9 インストゥルメント
まずは収録インストゥルメント33種のラインナップを挙げてみます。
V COLLECTION9 インストゥルメント33種!
・Augmented STRINGS
・Augmented VOICES
・Korg MS-20 V
・SQ80 V
・CS-80 V
・Prophet-5 V
・Prophet-VS V
・Piano V
・Analog Lab V
・Vocoder V
・Jun-6 V
・OP-Xa V
・Mellotron V
・Synthi V
・CZ V
・CMI V
・Clavinet V
・DX7 V
・Buchla Easel V
・Synclavier V
・Emulator Ⅱ V
・B-3 V
・Mini V
・Stage-73 V
・Matrix-12 V
・Farfisa V
・Solina V
・SEM V
・Jup-8 V
・ARP 2600 V
・VOX Continental V
・Wurli V
・Modular V
やはり33種類もあると「こんなに使い切れるのか?」と不安になりそうな感じですが、それぞれに音の個性やストーリーがあり、いつかは「この曲にこの音欲しかった!」というのが出てくるでしょう。
次にここからインストの詳細を紹介していこうと思いますが、全部が全部を挙げると大変なことになるので、すきていのおすすめやV COLLECTION 8との違いを紹介いたします!
1、Mellotron V
すきていが"V COLLECTION"を購入するきっかけになったのが、この"Mellotron V"です。
メロトロンはビートルズの曲でも使われていますね♪
そのイントロ部分を真似たYou Tube動画がメーカーから出てましたが、これを聴いて「この本物感はなんじゃ⁉」となり、そこから他の自分の持っているNativeInstrumentsのMellotron音源を聴き比べて、その実力を確かめて「欲しー(♡◇♡ )!!」となったのでした。
(プリセットも最初からstrawberryfieldsです(笑))
どんなものなのか動画でご確認ください↓↓
これ聴いて「これ欲しー!!」ってなった方いらっしゃるんじゃないですか?笑(すきていだけじゃないはずっ)
その後IK MultimediaのMellotron収録プラグインとも確認したのですが、やっぱりARTURIAの方が良かったなぁ〜♪ そんな実力です。
また、このMellotron Vでは自分の音サンプルを取り込んで使える機能が付いているので、全くのオリジナルサウンドを作ることも可能です。
2、OP-Xa V
こちらはヴァン・ヘイレンの「Jump」で使用されてる有名シンセサイザーOB-Xaをモデルとした“OP-Xa V”です。(画像はV COLLECTION 8のものを使用してます。アップデートして名前がOP-Xa Vに変わっているのは大人の事情でしょうか…)
プリセットが最初からこの有名な音⁉になっているので、適当に演奏しても「あ、これかぁ〜♪」とニンマリします(笑)
動画でも確認してみましょう↓↓
ARTURIAがお得意のTAEエミュレーション技術でアナログ実機の全ての動作や回路等を分析、再現しているので、誰もが納得するサウンドや挙動に仕上がっています。そして更に新しいエフェクトを追加して実機以上のことができるようになっています。
80年代の楽曲に傾倒されている方はまずは立ち上げていただきたいプラグインですね。
3、Vocoder V
この"Vocoder V"はシンセの音にボーカルを乗せたような馴染みのあるロボットボーカルから、母音をシンセに乗せたフォルマントを使用したサウンドまで、クラシカルな16バンドボコーダーをARTURIAのTAEエミュレーション技術で再現させるだけでなく、新たな機能を満載にしたシンセプラグインです。
こちらも早速動画を確認いただきたいのですが、これまた聴いただけで「あの曲のあそこで使われてるなぁ〜♪」とすぐに思い浮かべてしまいますよ(笑)↓↓
いかがでしたでしょうか。うんうんと頷いてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
こちらもプリセットだけでなく、自分で用意したサンプルを乗せることもできるので、音作りの幅が拡がりますね。
かなり使い勝手のよいボコーダープラグインです。
4、Modular V
画像を2つ繋げた巨大シンセにびっくりですが、こちらが「タンス」の愛称を持つモジュラーシンセMoog IIIcをエミュレートした“Modular V”です。
昔この実機は1,000万円以上したようなのですが、それを気軽に、実機では怖くて弄れないような設定にまでできるのが、やはりプラグインの良いところだと考えてます。
またモジュラーシンセとはなんぞや?というような方(すきていもです!)もプリセットを選んでどんどん弄ることで、使い方や音の変化を覚える勉強になるでしょう。
さてこのめちゃ高実機(色んな意味で)はARTURIAの技術でどう再現されているのでしょうか。確認してみましょう♪↓↓
まあどんな音でも作れるような感じですね。
しかもそれぞれアナログライクな良い音してますね〜♪
やっぱ巨大で高価なだけあるわ〜!
5、CMI V
なんだか昭和の最先端技術(笑)というようなコンピューターを繋いだサンプラーで、見た目が大好きなプラグインです。
(当時の出来る限りの技術を駆使して創り上げたんだろうなぁと勝手に感情移入してしまいます笑)
この"CMI V"はFairlight CMIをモデルとしており、商用のデジタルサンプラーのはじまりとも言われ、様々な楽曲に使われているその実力は、きっとあなたの役に立つこと間違いなしですね。
ではその見た目通りの(⁉)素晴らしい実力をメーカー動画でご確認ください↓↓
懐かしさもあるような力強くていい音鳴らしてますね。またプリセットを使ったり、音色やサンプルを変えたりということも、あのメインの画面で行えます。(自分の用意したサンプルを取り込んで、波形を変えて使うなんてことも出来るようです。すきていはプリセットオンリーですが…)
VコレをGETしたら思わず立ち上げてしまう個性的なプラグインです。(すきていはMellotron Vに次いで2番めに立ち上げて確認しました笑)
6、KORG MS-20 V
こちらはV COLLECTION 9で新たに追加された、KORGのMS-20をエミュレートした"MS-20 V"です。
動画で確認したのですが、これ一つで何でもできそうなアナログシンセ音源です。(すきていも欲しいなぁ〜8→9にアップグレードしようかなぁ)
KORGとパートナーシップを組むことによって実現した、非常に再現性の高い音源で、様々な場面で役立ちそうなプラグインですね。
7、Augmented STRINGS
こちらもV COLLECTION 9から新たに追加されたプラグインです。
ARTURIAのV COLLECTIONは有名シンセや鍵盤楽器の実機をエミュレートしたプラグインバンドルでしたが、このAugmentedシリーズ(STRINGSとVOICESがあります)はそういった実機のモデリングではなく、各楽器サンプルと最新シンセを組み合わせたバーチャルインストゥルメントとなっています。
このAugmented STRINGSは弦楽器のサンプリングとシンセを融合させたプラグインですが、動画で確認してもなかなかよいストリングスの音がしていますね。オーケストラ楽曲となるとやはり専門の音源が必要ですが、ポップスやバラード曲に入れるような使い方だとオケに馴染みやすくて気軽に使える気がします。
またシンセとしても細かく設定したり、サンプルとの組み合わせを簡単に調整したりと、自分の思い通りのサウンドが作れるんじゃないかと思います。(書いているうちに欲しくなってきたです(゚∀゚)/ホシー)
V COLLECTION 9まとめ
いかがでしたでしょうか。
沢山あり過ぎて7種のインストゥルメントしか紹介していませんが、他もどれをとっても非常にレベルの高いものとなっています。
改めて考えても、一つ一つのプラグインを単品で購入するとすると、通常で一つが1万5千円以上するようなしっかりした音源ですので、レベルが高いのは当たり前ですね。(もちろんARTURIAのエミュレート技術が素晴らしいということが土台にあります。)
それが33種類も入っているので、このV COLLECTION 9バンドルはかなりお得感とお役立ち感があります。
ですので興味がある方は是非、メーカーサイトやユーチューブ動画で収録インストゥルメントの音質や使い方を単品レベルで確認いただき納得した上で、できればセール時期にゲットしてください。
ARTURIA V COLLECTION 9 LICENSE 電子メール納品 サウンドハウス昔はV COLLECTIONって8万円位してたのが、サウンドハウスさんだと今かなりお手頃ですね!
これはかなりおすすめですよ〜♪
急ぎでない方はARTURIAのレターを受け取ったり、プラグインブティック↓↓をチェックして、セールのときにGETしてください。それでは~♪