DTMをやっていても、自分のやっていた楽器は少し贔屓にしてしまいますよね!
すきていはギターがそれにあたります。
そんなに演奏がうまくないのにプラグインだけは拘ってしまうあるある(すきていだけ⁉)で以下の有名アンプシミュレーターを手に入れてしまいました。
・BiasAmp2、BiasFX2 Elite
・GuitarRig7 Pro
・AmpliTube5 MAX
てか3つもアンプシミュレーターいらないでしょ⁉
と思われる方もいらっしゃると思いますが、その通りですね。
どれも優秀なアンプシミュレーターであり、マルチエフェクトプラグインなので、結論から申し上げますと…
どれか一つもっていれば、それで十分です!
でも今まさに「どれにしよっかなぁ〜♪」とアンプシミュレーターをお探し中の方もいらっしゃるかと思いますので、比較レビューをしたいと思います。
それでは一つ一つ見ていきましょう!
目次
BIAS AMP2、BIAS FX2(PositiveGrid)
PositiveGridから"BiasAmp2"と"BiasFX2"と2つ挙げてますが、分けるとすると、BiasAmp2がアンプシミュレーター、BiasFX2がマルチエフェクトプラグインといった感じでしょうか。
ただBiasFX2だけでも沢山アンプやキャビネットは選べるので、どちらか一つだけ購入するという場合はBiasFX2を選ぶのが良いでしょう。(エフェクトは他に持ってるから、アンプを弄り倒したいという方はBiasAmp2をどうぞ)
1、BIAS AMP2
まずはBiasAmp2から説明しますと、これが音質も良いし、ギターアンプ実機なら怖くて弄れないようなアンプの内部まで自分の好きなように気軽にカスタマイズできて楽しいです!
↓↓下の画像にあるように真空管を取り替えたりできます。
とにかくマニアックに色々とできるのですが、詳しくは以前紹介させていただいた記事をご覧下さい↓↓
Positive Grid BIAS AMP2は凄いぞ!【最強レベルのアンプシミュレーター】
今サウンドハウスさんを覗いてみたらセールしてましたね。すきていが買った時より安いやん!(TT)クヤシー
Positive Grid BIAS AMP 2.0 Elite 簡易パッケージ サウンドハウスそして最後に動画を確認してみてください↓↓ギター演奏もうまくてずっと観ていられます(笑)
2、BIAS FX2
こちらはマルチエフェクトプラグインで、BiasAmp2でカスタマイズしたアンプにエフェクトを掛けることも可能です。(このBiasFX2単体でもアンプも沢山選べるのでアンシミュとしても優秀ですよ)
もちろん音質も非常に良く、キャビネットのマイクの位置を変えたりと細かいところまで作り込めます。
またこちらのすきていのおすすめ機能は『GUITAR MATCH』でギターを選択するだけで、その選択したギターのピックアップを通したような音になります↓↓
これまた詳細は以前紹介しました記事をどうぞ↓↓
おすすめアンプシミュレーター "Positive Grid BIAS FX2" レビュー
こちらもセールで安くなってますね〜♪
Positive Grid BIAS FX 2.0 Elite 簡易パッケージ サウンドハウスそしてこちらも動画をどうぞ↓↓ (Guitar Matchのデモです。最初は使い方や説明なので、素早く音色を確認したい方は7:00位から観て下さい♪)
GuitarRig7 Pro (NativeInstruments)
こちらはマルチ音源KOMPLETEで有名なNativeInstrumentsのGuitarRig7 Proです。
ラックエフェクトを積み重ねたようなカッコいいメイン画面ですね。
左のリストからアンプやエフェクトを選んでラックを積み替えるような感じで音作りができます。
早速ギターを鳴らしてみると…
なかなかよいですね〜♪
最初のイメージ的にBIAS AMPより音質がかなり落ちるのかなぁ、なんて思っていたのですが、そんなことありません。本物感があってエフェクトも幾つか使って見たのですが、良い音が出ます。
また下の動画でも確認できますが、音質の良さや音作りの幅が広いこともわかっていただけるでしょう。
ただ面白さに欠けるかなぁ…なんて。。
BIAS AMPやAMPLTUBEはアンプやエフェクターをかなり実機に似せていて、選んで音を試すだけでも気分アゲアゲでした(笑)
それに比べてこちらはアンプやエフェクトの名前と色だけなので、盛り上がりに欠けます(笑)
面白さに欠けるなんて言ってしまいましたが、他のアンプシミュレーターに比べて優位性もあります。
それはKOMPLETEでお馴染みのエフェクトでサウンドメイキングができるということです!
例えばリバーブの“RAUM”やディレイの“REPLIKA GR”、ディストーション・フィルターエフェクトの“DRIVER”、音の輪郭を明瞭化できるダイナミクスエフェクトの"TRANSIENT MASTER"、ビンテージコンプの“VC 76”等々高品質エフェクトをラックに追加してサウンドメイクが完結できるのです。
(また7へのアップデートでアイゾトープOzoneのMaximizerも使えるようになりました!)
ですのでKOMPLETEユーザーは、もうこのGUITAR RIG 7 PROでいいんじゃないでしょうか。(買い足す必要ないですね〜♪)
Native Instruments KOMPLETE 14 STANDARD サウンドハウスKOMPLETE14にはGUITAR RIG 7 PROが入ってますし、その他様々な音源、エフェクトが入ったマルチ音源ですので、セールをやっている時に是非ゲットしてください。
Amplitube5 MAX (IK Multimedia)
そして最後に紹介しますのはIK Multimediaの"Amplitube5 MAX"です。
こちらはすきていも最近手に入れました。
アンプの画像見ていただければわかると思いますが、実機名そのもので、それを選ぶだけでも楽しくなりますね!
そして見た目だけでなく音もいいんです。
試しにすきていがよく使っていたBOSSの「Turbo OverDrive」に近い“OverDrive(OD-1X)”をエフェクターに選んでみると…
これこれ!この音!!
あんまりにもオーバードライブの音が似ていて、これだけでAmplitube5が大好きになりました(笑)
皆さんは動画でサウンドの確認をどうぞ↓↓
ね、いいですよね〜♪
Amplitube5はこれだけでは無くて、キャビネットのマイク設定とか部屋とか、エフェクトの細かな設定とか、やり込み要素満載のアンシミュなんです。
サウンドハウスさんで幾らなのか調べていたら、オーディオインターフェイス付でAmplitude5 MAXの通常価格よりも安くなっているものがありました↓↓
IK MULTIMEDIA AXE I/O + AmpliTube 5 MAX Bundle サウンドハウスこのオーディオインターフェイスはギター演奏に最適化されているようですので、気になる方はリンク先で詳細をご確認ください。
(こちらのセールもいつまでかわかりませんのでほしい方はお早めにどうぞ〜♪)
↑↑終わってましたね(T_T)
↓↓でもその代わりにこれは凄い安い!なんで?
IK Multimediaのマルチ音源全部入りっすよ!?
すきていはもっと高値で手に入れたのに…
IK MULTIMEDIA Total Studio 3.5 MAX ダウンロード納品こんなに安いなんて…ほしい方は要チェックですね!恐らく早いもの勝ちだと思います。
まとめ
どれも良かったですが、ギタープレイヤーの方からみると、BiasシリーズとAmplitube5の拘りが、非常に魅力的に映るのではないでしょうか。
逆にプレイヤーでなく、各トラックにギターエフェクトを乗せるような使い方なら、シンプルながら多彩なエフェクトでサウンドメイクできるGuitarRig7 Proが良いのではとも思います。
アンプシミュレーターでいうとこの3プラグインがよく話題に出るとは思いますが、最近ではDAW付属のアンシミュもなかなかやりますよね。(すきていはStudioOne6ですので"Ampire"ですが、有料アンシミュと比べるとやっぱりビールと発泡酒というような感じ(笑)ですが、比べずにAmpireだけでみると「これでOKかも」となるレベルです)
ですのでアンプシミュレーターの購入を考える前にまずはDAW付属を試してみること、それでも満足できなければ、今回ご紹介した3プラグインを用途に合わせて手に入れていただければと思います。
最後に一つアドバイスですが、すきていはBiasシリーズ購入時にStandard→Professional→Eliteと順にグレードを上げていきましたが、最初から最上位にしておけば良かったと思っています。
何故なら下位グレードだと使えるアンプやエフェクターが少ないので、使っているうちにあれもこれも試してみたくなって結局上位のものが欲しくなってしまうからです。(特にギタープレイヤーの方はそうだと思います)
そうして徐々にアップグレードするよりは、セールの時に最上位グレードを購入したほうが安くつきます。
ですので、有料アンプシミュレーターがほしい程の拘りがある方は是非最初からセールで(これ大事!)上位グレードを手に入れましょう。
それでは♪