本日ご紹介するのは、全てのギターリストにおすすめできるギターアンプシミュレーターでもあり、エフェクターマシンでもあるPositive Grid BIAS FX2です。
アンプ自体のシミュレートに特化したBIAS AMP2でも散々褒めまくりましたが、こちらのプラグインも凄いんですよね~♪(BIAS AMP2に関しては下の記事をご覧下さい)
Positive Grid BIAS AMP2は凄いぞ!【最強レベルのアンプシミュレーター】
このBIAS FX2も何が凄いのか?何ができるのか?ご紹介いたします。
目次
BIAS FX2でできること
1、アンプやエフェクター、プリセットが沢山使える
BIAS FX2もBIAS AMP2と同じで、パッケージグレードがStandard、Professional、Eriteとあり、それぞれ収録されるアンプやエフェクター、プリセット等の数が違います。
【アンプの収録数】
Standard…30
Professional…60
Erite…100
【エフェクター数】
Standard…43
Professional…115
Erite…122
【プリセット数】
Standard…70
Professional…130
Erite…210
Standardでもそこそこな数のアンプやエフェクターを使用できるのですが、選択画面でProfessionalやEriteでしか使えない機材が薄く表示されているのを見ると、ついついエフェクト等試したくなり、最終的にEriteまでアップグレードしてしまいました。(すきていだけじゃないよね!?)
どのエフェクターも実機(見た目はかなり似ているので、大体わかります)のエフェクトの掛かり方や音色の癖などもしっかりとシミュレートしてあり、実際に自分で持っていたエフェクターでセッティングするのも楽しみの1つとなるでしょう。
またプリセットもプロのアーティストやエンジニア、プロデューサーがセッティングしたものということなので、そのセットに使われているエフェクターの種類や繋ぎ方、順番なども勉強になりますね!
2、GUITAR MATCH
これ凄いです!
自分のギターをインプットしておいて、このGUITAR MATCHでギターを選択するだけで、その音になります。
例えば上の画像のヴィンテージストラトですが、これを選ぶと「ヴィンテージ感」が増しました!(枯れた音で抜けもよくなりました)ちなみにすきていのギターは下のフェンダーストラトです。
でもでも「ストラト使ってそれをレスポールなんてちょっと厳しいよね~」と恐る恐るレスポールを選んでみると…
なんと❗あの甘くて図太いレスポールの音になったではありませんか!(ディストーションサウンド)
思っていたよりも自然にレスポールの音に変わったのでびっくりしました。シングルコイルでハムバッカーの音なんてノイズがすごいのでは?と勝手に心配してましたが、全然そんなことなかったです(笑)
これはいいですね~♪これだけちゃんとエミュレートができているのであれば、わざわざギターを買わなくても曲に合わせてGUITAR MATCHを変えるだけでよくなりますね。
またこれがStandardだと2機種、Professionalだと6機種、Eriteだと20機種なので、もうこのGUITAR MATCHだけでErite選んじゃいます。(ちょっと安易!?)
欲をいえばGUITAR MATCHのアコースティックギターバージョンも欲しいです。(アコースティック用のアンプはあり、それでエレキギターのピックアップでアコースティックギターの音は出せたりします)
3、ラックエフェクトもあります
こちらの画像↑はコンプレッサーですが、Professional以上になるとペダルだけでなく、ラックエフェクトも充実していて、最新設備のスタジオにいるように、細かい音作りができます。(ラックのエフェクトはあまり見たことのないので、出会っても実際に触るのは怖いものですが、これなら気軽に弄れますね)
こちらもEriteは最新のFuzzやHarmonizer等8種類ものラックエフェクトが追加されており更に充実しています。
こんなエフェクター見たことないっす!
4、CABINETも充実
BIAS AMP2同様、CABINETも充実しており、Eriteになると有名なギターアンプスピーカーのメーカー"Celestion"のスピーカーも選択できます。 (すきていは正直Celestion知りませんでしたが、せっかくですし、よく使ってます)
マイキングも設定の自由度が高いので熟練者はかなり拘れます。
キャビネットのところは結構音の変化があるので、マイキング等色々試すことで、実際のレコーディングの時に役立つような知識も得られるのではと思います。
5、録音機能
思い浮かんだリフ等のアイデアを忘れてしまわないように、ワンクリックですぐにレコーディングできる機能もあります。
録音したサウンドをループさせて、そこに様々なエフェクトを試し掛けするという使い方もできます。
6、Tone Cloudへのアクセス
こちらはオンラインコミュニティでカスタムプリセットを共有、ダウンロードなどができます。すでに数え切れない位のプリセットが共有されているようです。
まだすきていはあまり使ったことがないですが、音作りでアイデアが出てこない時、行き詰まった時に、色々と試してみるとよいですね。
7 、BIAS AMP2との連携
BIAS AMP2でカスタマイズしたアンプをBIAS FX2でも使えます。
やり方は簡単でアンプ選択で"BIAS AMP2"から選択するだけです。
これでより自分だけの音づくりができ、作曲もより楽しくなるでしょう!
BIAS FX2 まとめ
BIAS AMP同様、音質も非常に生々しく、気持ちよく使える音なので、皆さんにおすすめできるエフェクトプラグインです。
ただBIAS AMP2に比べると、Eriteの優遇度合いが高い傾向があります。BIAS PEDAL(ペダルエフェクターの改造までできちゃいます)が付いていたり、ラックエフェクトも豪華だし、何よりGUITAR MATCHがダントツ品揃えが良いので、セールで割引率が高い時なら、ギタリストの皆さんはもうEriteにしてしまった方がいいのかなぁとも思います。
また何もアンプシミュレーターを持っていないと仮定して、「BIAS AMP2とBIAS FX2のどちらが買いか!」となったら、すきていなら絶対BIAS FX2を購入します。
なぜならアンプの中までは弄れないですが、BIAS FX2でもProfessionalやEriteならかなりの数のアンプが選べて、ちゃんとキャビネットも設定できたり、基本的なことは全部できるからです。(音質も同様に良いです)
BIAS AMP2には簡単なリバーブぐらいしかエフェクトが付いていないのですが、もし他にギターやベースのエフェクタープラグインをお持ちでしたら、BIAS AMP2を選択してもよいと思います。(すきていは結局どっちも買ってしまいましたが…)
うまくセールを利用できれば、かなりコストパフォーマンスが高いのがこのBIASシリーズですので、気になる方は是非狙い撃ちしてください!
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