すでに現在KOMPLETE14になってますので、画像は"KOMPLETE14 ULTIMATE"としています。記事の内容は13の内容ですが、またアップデートしたら変更します!
(やっぱりすきていは14へのアップデートを諦めました。なぜならアイゾトープはMPS6にしたし、それにGuitar Rig7も付いてきたからです。15になったらアップデートしようかな♪)
↑↑なんて言ってたのに、夏の半額セールの上に値引クーポンまで送りつけて来られたから、14にアップデートしてしまいました💦
マルチ音源として有名な”KOMPLETE14”
その中でも上位バージョンの”ULTIMATE”を買っておけば、「すぐに音楽制作に取り掛かれるし、他に音源やエフェクトプラグインを買わなくて済むので結局安上がりですよ!」といった話はよくプロの方からも聞かれます。
しかし10万以上の出費を最初にポンっとできる初心者の方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
一方で「マルチ音源は要らない(使わない)音源も大量に入っているので、自分で気に入ったプラグインを個別で買ったほうがいい!」という話も聞かれます。
果たしてどちらの意見が正しいのか、KOMPLETE14 ULTIMATEは買いなのか?を検証してみましょう!
目次
KOMPLETE13 ULTIMATEは買いなのか?
結論から申し上げますと「買いです!」
ただし個別で買ったほうがいいという意見も、上手にプラグインを選び揃えることができればより正解です。(まあこれがなかなか簡単ではないのです。)
何故買いなのか?
「このような高額な出費を本当にしてしまってよいのか?」
ということが初心者の方には非常に気になるところではないでしょうか。
DTMをするにあたってパソコンを新調したり、DAWソフトやオーディオインターフェースを購入したりとすでに出費をしていると思います。
そしてDAWには一通り音源やエフェクトプラグインが標準搭載されています。
それなのに「高価なマルチ音源いる⁉」となるのはごく当たり前のことなのです。
では「買い!」と言い切ってしまったこともありますので「何故買いなのか」を説明していきましょう。
1、プラグイン個別購入の沼
実はすきていは最初(DTM開始当時)は個別で買ったほうがいいという意見でした。
15万円近くするソフトを買って使わないものも多いという話があるのなら、非常にもったいないと思っていたからです。
特にネット検索で「音源プラグイン おすすめ」などで調べていた中で様々な優良音源を目の当たりにし、「これ欲しー!(目を輝かせながら)」となっていた時で、早速自分の気に入った音源をいくつか購入していました。
そうなると余計に「マルチ音源なんて、今更もったいないなぁ」とマルチ音源は選択肢から外れていきました。
また最近のDAWの付属ソフトは優秀で音源の質もかなり良質になっているのですが、それでも有料音源の「本物感」に触れてしまうと付属のソフトでは満足できなくなってしまい、どんどん個別の有料音源を求めるようになってしまったのです。
そしてまずは音源から「ピアノ」「ドラム」「ベース」「ギター」「ソフトシンセ」と自分の納得できるものを購入。(これだけで10万以上使っちゃってました)
そしてさらには「EQ」や「コンプレッサー」「リバーブ」「リミッター」等のエフェクトプラグインが曲者でデジタルエフェクトからアナログ実機のモデリング系エフェクトまで一通りおすすめのものを揃えると更に出費が重なりました。(まあこれも10万円ではきかないぐらいです)
そしてこれらのプラグインは各社セールを実施することが多いのですが、「50%off!」とか「80%off!」とかメールで送られてきちゃうと「この機会を逃してはなるまい!」となってしまい、次々と今すぐに使わないものまでポチっとしてしまうようになってしまいました。(これも10万円以上(;´д`)トホホ)
まあこれがいわゆる「プラグインの沼」というものであり、新商品が出たり、セールがある度に購入しちゃう体質になってしまう訳ですね。(なんとプラグインメーカーの上手なこと)
最終的にKOMPLETE13 ULTIMATEなんて2個ぐらい簡単に買えちゃうぐらいの出費をしてしまっているということです。(すきていだけかもしれませんが・・・)
2、KOMPLETEの品質
購入して使ってみてわかったのですが、かなりの高品質です。音源系プラグインもちゃんと本物感たっぷりのものが揃っていて、大体の方がこれで満足いく感じではないでしょうか。
普通にプロの方が使ってCDとかにしてしまうような音質です。
すきていお気に入りの音源で「Alicia's Keys」もULTIMATEに入っているのですが一度聞いてみてください ↓ ↓
音色の好き嫌いはあるかもしれませんが、音の抜けもよく、非常に本物感のある音質ですね。
エフェクト系のプラグインもシンプルで使いやすいものが多く、またそのエフェクトもいい感じで掛かるので、こちらもGoodです。
そういったプラグイン達ですが、ULTIMATEには115種類以上のインストゥルメント&エフェクト、65,000以上のサウンドを含む、容量にして800GB分の音楽制作パッケージとなっております。凄いですね~
最初は「こんなの使うかなぁ」となっていてもエフェクトや音源の扱いに慣れてくると、「こんな音色はあるかなぁ」と探すことも多く、案外今後使う機会が増えるものと思います。
3、他のNative Instruments製品との連携
DTMをやっていくと、MIDIキーボードやパッドコントローラーを手にすると思います。
そこでNative Instruments製品(MIDIキーボード"KOMPLETE KONTROL"、MIDIパッド"MASCHINE"シリーズ)を選択すると、KOMPLETE14と連携することができます。
手元のノブやボタンを操作するとプラグインを選択できたり、細かな調整ができる等連動しており、作業効率もアップします。
すきていはMIDIキーボードを↓↓にしました。
Native Instruments KOMPLETE KONTROL A61 サウンドハウス
MIDIパッドだと↓↓が有名ですね。(欲しいなぁ)
Native Instruments MASCHINE MK3 サウンドハウス
Native Instrumentsの製品ってどれもスタイリッシュでカッコいいんですよね~♪
しかも基本性能(鍵盤やパッドの質など)はかなり拘っていて、そういった部分でも信頼がおけます。
そしてもうひとつ、こういったキーボードやパッド、オーディオインタフェースのような機材製品には、(ものによるのですが)KOMPLETEの簡易版やその他音源がついてくることが、殆どです。
そこから上位のKOMPLETEにアップグレードといったことも可能です。
4、アップグレードやセールでお安くGET!
そのままKOMPLETE14 ULTIMATEを購入するとかなり高価ですが、実はアップグレードやセールを利用すると結構リーズナブルな価格で手に入れられます!
すきていの場合は、
1、KOMPLETE KONTROL A61 MIDIキーボードを手に入れ(約28千円)
2、セールの時に"KOMPLETE13 SELECT"にアップデート(7千円弱)
3、同じセール時にSELECTから"ULTIMATE"にアップデート(6万円弱)
という流れでULTIMATEに辿り着きました。
総額でいうと約9万5千円‼️
結構な出費ですが、通常なら17万2千円しますし、MIDIキーボードも手に入れてますので、マルチ音源の部分だけでみると6万7千円。半額以下で手に入れられました!
今思うと「これだけお得に手に入れられるんだったら最初からKOMPLETE13 ULTIMATEにしておけば…くっ(>_<)」とそんな感じです。
※2021年12月、更にお得に"KOMPLETE13 ULTIMATE COLLECTOR'S EDITION"にアップグレードしました!(詳しくは下の記事をご覧下さい)
※2024年07月に更にそれをKOMPLETE14にアップデートしました。
KOMPLETE14 ULTIMATE COLLECTOR'S EDITIONにアップグレードしました!【やっぱりセールは重要です】
やっぱりセールって重要だなぁ、と思う反面、冷静さを失って「買わされているのでは?」と怖くなることがありますね(笑)
KOMPLETE14 ULTIMATEを外付けSSDにダウンロードする方法
データ容量が800GBという話もしましたが、普通にそんな大容量データをパソコンの内部SSDに入れられないですよね。(DTMに使うソフトはこれだけじゃないですし…)
そんな時に便利なのが外付けSSDです。
コンパクトで衝撃にも強いものが多く、価格もどんどん手頃になってきているので、今やHDDよりもこちらが主流になってきています。
すきていは"SanDisk ポータブルSSD 2TB"を所有しているのですが、今回はそれに入れてみました。詳細は下の記事をどうぞ
SanDisk ポータブルSSD レビュー【DTMにおすすめです!】
それでは外付けSSDにダウンロードしてみましょう。
外付けSSDへのダウンロード方法です↓↓
(現在は若干画面が変わってますが、基本的なところは同じですので、ご参考ください。)
1、NATIVE ACCESSを立ち上げます
2、右上の人マークをクリックします
3、Preferencesを選択します
このうち"Content location"を変更します。
4、Content locationを選択し、外付けSSDのファイルを選択します
すきていは外付けSSD内に「Native Instruments SSD」というフォルダーを作って入れてます。
そしてフォルダーを選択後、Preferencesの画面に戻りますので、SAVEします。
そうするとその後のダウンロードは外付けSSDに入ります。
5、注意点
ダウンロードは一旦Preferenceの"Download location"で指定してあるフォルダー(この場合はwindows(C:)の中のNative Instrumentsフォルダー)にも同時に入りますので、記憶域の空きに注意してください。
(ダウンロード完了後はこちらのフォルダー内のデータは自動で消されますので、ご安心を。)
これで外付けSSDへのダウンロードは完了です。
念のためアプリケーションを起動すると、ちゃんと使えました!(当たり前か…)
KOMPLETE13 ULTIMATE まとめ
ああ、なんで最初からKOMPLETE13 ULTIMATEにしておかなかったのか。使ってみてそう実感しています。
導入に関するポイントとしてはやはり夏と冬にあるアップグレードのセールをうまく利用することですね。(またMIDIキーボード等を先に購入するのも手です。機材はあまり大きなセールをしていません)
そうして手頃な価格で手にいれたなら、あとはfabfilterやiZotopeの高性能EQやミキシングソフトを少し追加するだけで、あとは殆ど何もいらないので、プラグインに対する出費もかなり抑えられるでしょう。
また他のプラグインの選定に時間を取られず、沼に引きずりこまれたりすることも無く、音楽制作に専念できるのも、優秀なマルチ音源のポイントになりますね。
以上のことからやっぱりKOMPLETE13 ULTIMATEは買いなのです。
あとサウンドハウスさんはNative Instrumentsの夏冬アップグレードセールの時はちゃんとそれに合わせてお値引き価格で販売されてますので、安心ですね~♪ (ポイントがかなり付くので場合によってはかなり賢く購入できます)
Native Instruments KOMPLETE 14 ULTIMATE サウンドハウスまた購入時はどのバージョンからのアップグレードなのかしっかりと確認して対象のものを選ぶようにしましょう。(これ重要!間違うとダウンロードものは返品や交換ができません。)