ユニバーサルオーディオ(以下UAD)のオーディオインターフェース"Apollo Solo USB"を手に入れましたので、まだまだ大して使っていないのですが、触ってみた感じをレビューしたいと思います。
まずはいつもながら何故このオーディオインターフェースを購入したか、少し説明させてください。
なぜApollo Solo USBを選んだか
すきていは普段オーディオインターフェイスはRMEの"Babyface Pro FS"を使っていて、大変満足しているのですが、それなのにこのApollo Soloを購入した理由は大きく2つありました。
1、憧れの(⁉)UADプラグインが使える
プラグインマニア化してしまっているすきていとしては、高いけど「プロ御用達の〜」、「他社プラグインとはLevelが違う〜」といわれるUADプラグインをワンランク上のプラグインとして憧れておりました。
ただ数年前はUADのプラグインはApollo等のアナログ機材のDSPを通してしか使えないという制約があり、しかもApolloは当時Windowsに力を入れていないのか、最新機種はほぼMac仕様で、WindowsバージョンのUSBは旧機種のみでした。
という訳で泣く泣くApolloを諦めてBabyface Pro FSにした経緯があり、すきていからすると益々UADプラグインは高嶺の花状態となってしまったのです。
しかしどうしても「UADプラグインを使ってみたい!」という欲求が段々と高まって…ドカーン💣
理由のわからんすきていの妬みブログみたいになってますが💦
簡単に言いますと、Apollo Solo USBを手に入れると、プロもよく使っている信頼感バリバリのハイレベルなプラグインが使えるようになるっ!ということですね♪
プラグインの実力はいかほどなのか、下の記事で説明してます。よろしければどうぞ↓↓
2、キャンペーンと値下げ
そうやって憧れていたところに、サウンドハウスのキャンペーン情報を見ていると、
「Apolloをお買い上げの方にプラグイン沢山追加でプレゼントキャンペーン」↓↓(こんなやつでした)
なるものが実施されており、しかもApollo達が普段より少し値下げになっているではないですか!
それに加えてポイント10倍になっているという、非常に魅力的なものに遭遇しました(笑)
付いてくるプラグインの金額とApollo Solo USBを比較しても断然Apolloの方が安いということで、そのままサウンドハウスでApollo Solo USBをポチッとしてしまったのでございます…
※HeritageEditionなのでキャンペーンじゃなくても結構プラグイン付いてきます↓↓
UNIVERSAL AUDIO APOLLO SOLO USB Heritage Edition サウンドハウスこうやって憧れのUADプラグインをたくさん手に入れたすきていでありました。
Apollo Solo USBが到着!
サウンドハウスで注文して数日で我が家に到着。
Soloなのに結構存在感ある大き目の箱ですね。
中身を開けると…
おお、カッコいい!
取り出すと結構ずっしりとしていて、メタルな重厚さ(丈夫さ)と洗練されたデザインで高級感が醸し出されております✨
んでもって気分あげあげなところで、早速ギターとヘッドホンを繋げて、アンプシュミレータープラグインでギターを鳴らしてみると…
音いいっすね!
レイテンシーも気にならないし、かなりハイレベルな音質です。
今出ているApollo Xシリーズは最新のオーディオコンバーターで設計されていますが、Apollo Solo USBは一昔前の仕様で物足りないのかなぁと残念に思っていたのが、出音はアナログ感があり、且つ木目の細かい良い音で驚きました♪
(となると…ApolloのXシリーズの音はもっといいの!?めちゃくちゃ気になります。)
ただ弱点もありまして、このApollo Soloはソロだけあって、DSPが1基ですので、同時に扱えるプラグインがかなり限られてしまうのです💦
例えば、すきていが所持している"Ocean Way Studios"というUADプラグインはかなり重く、これ1つ使用しただけで、DSPの使用容量がほぼ一杯になってしまい、他のDSPを経由するプラグインが使えないという、悲しい事態となってしまうのです(T_T)
Apollo Solo USBは買いなのか?
いきなりですが、ここでApollo Solo USBは買いなのかどうか(めちゃ僭越ながら)判定したいと思います。
すきてい的には人によると判定します。
もちろん音は良くてUADプラグインが貰えるので、初心者の方がオーディオインターフェースを買い替える時の候補にしていただいてもよいかと思います。
(今はUADプラグインはApolloをDSPを通さずに、そのままのPC環境でネイティブとして使用できるプラグインが増えているので、SoloであってもDSP容量不足に困らないかなと考えます。)
ただApollo Soloを購入するのでしたら、すきていなら更に最新のオーディオコンバーター搭載で、DSPも2基分容量のある"Apollo Twin X USB"がおすすめです。↓↓こちらです。
UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN X USB / DUO Heritage Edition サウンドハウスやっぱり新しくバージョンアップして音が良くなっているのでしたら、どうせならそれを使いたいですよね!
しかもApolloをメイン機種とするのでしたらDSPが2基分の容量があったほうが、後で困ることが少なくなります。
前段でもかなり愚痴ってましたが(笑)、すきていはApollo Twin XにUSBバージョンがあれば、Babyface Pro FSよりもこちらが欲しかったのです。でも当時はまだWindows用のUSBバージョンは一世代前の機種しかなかったのです(T_T)ナンドモイウヨ〜
という訳でUADプラグインに興味があり、オーディオインターフェースを買い替えたい方は、Soloより高くなりますが、どうせならApollo Twin X DUOのほうが後々後悔しないかなぁと思います。
だからと言ってApollo Soloが駄目ということではなく、使われ方によっては値段もお手頃で、音も十分に素晴らしいSoloがピッタリの方もいらっしゃると思います。
皆さんもよくお考えの上、すきていのように後々後悔することのないようご判断をお願いいたしますm(_ _)m