
エフェクト系プラグインを使っているといつかはたどり着く”コンソール・チャンネルストリップ"プラグイン。
どれをとっても多くのノブやボタン、フェーダーやメーターがやたら格好よく配置されており、見ているだけでテンションの上がるプラグインです。
そのカッコ良いコンソール・チャンネルストリップを使ったプラグインとはどういったものなのでしょうか。
まずは簡単にご説明いたしましょう。
目次
コンソール・チャンネルストリップとは
実際に音楽スタジオに行ってみると、


こういったミキサー的なものがありますよね。
簡単に言いますと、この大型の音声入出力インターフェース、音響機器がミキシングコンソールというものです。
それらミキシングコンソールはそれぞれにアナログ機器としての音の癖(特徴)や倍音の付加があり、それを通しただけでも音楽的な良いサウンドになることもしばしばです。
また古くから多くのプロミュージシャンに使用され、数々の名曲を生み出してきたスタジオにあるミキシングコンソールは特に素晴らしいサウンドであり、様々な実機がプラグインとしてモデリングされています。
そしてこのコンソールから「1つのチャンネル(ch)」を抜き出したものが、チャンネルストリップなのです。
(チャンネルストリップにはマイクプリアンプ、イコライザー、コンプレッサー、ゲートなどの一通りのエフェクトが備わっています。)
まあこれほど大きな音響機器ってお高いんでしょうねぇ・・・。
ええ、そうなんです。
有名なものなら何千万もするような、とても個人で手に入れられないようなお高いものなんです。(手に入れた人もいますΣ(Д゚;/)/…後程出てきます)
そしてそんな超高価な音響機器のサウンドを安価で手に入れられるのがプラグインなのです!(良い時代になりました\(^o^)/)
それでは次におすすめのコンソール・チャンネルストリップをご紹介いたしましょう。
おすすめのコンソール・チャンネルストリップ プラグイン
1、bx_console Focusrite SC (Brainworx)

大手プラグイン販売会社のPlugin AllianceからリリースされているBrainworxの"bx_console Focusrite SC"
こちらはFocusrite(DTM初心者の方でも赤いオーディオインターフェイスでお馴染みではないでしょうか)の初代ISAコンソールをエミュレートしたプラグインですが、特に定評のあるプリアンプもしっかりと再現されています。
そういった内容なので、アナログ実機に拘っていらっしゃるような上級者の方々の中で、この初代ISAコンソールがエミュレートされたプラグインは発売と同時に大きな話題となりました。
評価としても「とにかく通すだけで音が良くなる」とか「最強!」とか上級者の皆さまがべた褒め状態でしたので、すきていも購入してみました。(すきていあるある)
使ってみると、皆さまのおっしゃる事がわかります。
かなり大昔のコンソールなのに、現代的な音楽にもなんにでも合う、通すだけでアナログ感がフワッとごく自然に付加される、
「思っている音に近づいた!」
となることが多いプラグインです。
非常に貴重な実機をBrainworxが丁寧にエミュレートしているのですが、丁寧にも程がある感じで、コンソールの72チャンネルをひとつひとつその挙動の違いまで(微妙な個体差を)細かく実機を調べ尽くして再現した(これをTMT(Tolerance Modeling Technology)機能と呼んでいます)プラグインです。(°Д°)スゲー
またFocusrite ISAは特にマイクプリアンプが素晴らしいということで、1CHで再現した実機をお持ちの方も多いと思いますが、このプラグインでもマイクプリが大活躍します。
またEQもアナログ的な緩やかな掛かり方ですが結構しっかりと掛かります。
そしてコンプレッサーに関してはVCAコンプとなっており、ドラムにぴったりです。
そしてこの機種はディエッサーも搭載していますので、ボーカル以外にも、ギターの音色を高温を抑えて甘くしたりといったこともできてしまいます。オールマイティーとはこのことですね!
それではすきていも初めて使う時に参考にさせていただいた動画を確認してみましょう↓↓
言葉ではなかなか説明できないですが、プラグインを差し込んでONしただけで、いい感じになってますね~♪
という訳で、チャンネルストリップを導入しようとしている方に、自信を持っておすすめできるプラグインです!(プラグインアライアンスは必ずセールやっている時を狙いましょう)
Plugin Alliance "Brainworx bx_console Focusrite SC" ページ
2、80 Series (Lindell Audio)

見るからに"Neve(ニーヴ)"と思わしきプラグインですが、その通り。
80 SeriesはNeveのミキシングコンソールをモデリングしたLindell Audioのプラグインです。(有名なNeve1073や1084、2254をまとめているチャンネルストリップです。)
先に紹介しましたbx_console Focusrite SCと同じでTMT機能を有した再現性の高いプラグインです。
Neve(ニーヴ)も特にマイクプリアンプやEQで有名で、ジャンルによっては有名な楽曲を生み出すのにかなりの確率で使われているコンソールです。(ただし評価が高いのは創業者のNeve氏が在籍していたころの昔のNeveで、Old Neveと呼ばれています)
それだけにミュージシャンが追い求めるサウンドに必要な機材として、Old Neveのコピー品が様々なメーカーから作られましたが、再現性が高いといわれる機材はとんでもなく高価です。
例えば…Neve製作に深く関わっていたエンジニアが設計した"AURORA AUDIO"のチャンネルストリップなら、非常に再現性が高いといわれていますが、やはり価格はそれなりです。
やはり実機には敵わないというものの、この80Seriesも再現性という部分では相当追い込んでおり、非常に評価の高いプラグインです。
英語ですが、動画で確認してみてください。
とても質の良いサチュレーション効果が得られるプラグインですね。
Old Neveのサウンドをプラグインで手に入れたいという時に、この非常に再現性の高いチャンネルストリップは有意義なものになると思います。(こちらも急ぎでなければ必ずセール時に手に入れてください。)
Plugin Alliance "Lindell Audio 80 Series" ページ
3、SSL E-Channel (Waves)

おすすめの人気EQ(イコライザー)プラグイン9選!【EQもわかりやすく解説】
でも紹介しました。WavesのSSL E-Channelです。
これもめちゃめちゃ有名なSolid State LogicのミキシングコンソールSSL4000Eをモデリングしたプラグインです。
こちらはWavesとSSLの共同開発ということで、その再現性は間違いないところです。
すきていが一番最初に手に入れたチャンネルストリップですが、一時期どのトラックにも差し込んでいた時があるほど使いやすく、まとまったサウンドになる優等生的なチャンネルストリッププラグインです。
チャンネルストリップの良いところはやはり、これひとつで殆ど完結するところですね。トラックにあれこれこれマイクプリアンプやEQ、コンプ等を差し込むより、音が馴染むというか、うまくまとまるというか、求めている音になりやすいんですね。
ただしEQだけ使いたいとかになると、他の機能が要らないのですが、使わないのに他の機能分重たくなってしまうというデメリットもあります。
話が逸れてしまいましたが、SSL4000サウンドを求めている方には、セール購入でリーズナブルな価格で手に入れられるのでおすすめのプラグインです。(下のバンドルは他にEQ単体やバスコンプ、G-Channel等あって大変お得です)

WAVES SSL 4000 Collection サウンドハウス
【追加情報】
Waves SSL E-Channelの進化版“SSL EV2”が登場しました!
(Wavesからお得なメールが来たので、早速ゲットしてしまいました。)

これまたSSL社公認で、新たにより高いレベルでモデリングし、さらにアナログ感も豊かになっています。
またマイクプリやライン入力を再現する機能も備わっており、E-Channelでも相当の完成度であったのが、また更にパワーアップした感じになっていますね〜♪
せっかく購入したので、すきていもこちらに慣れるようにしていきます。(機能やノブの位置がかなり変わってます) まずはプリセットを色々試してみよーっと!
まずはメーカーサイト↓↓でプラグインの詳細やセール価格をチェックしてみましょう!
https://wavesjapan.jp/plugins/ssl-ev2-channel
4、SSL Native Channel Strip 2(Solid State Logic)

先ほどはWavesのチャンネルストリップでしたが、今度は本家SSL(Solid State Logic)のチャンネルストリップ"SSL Native Channel Strip 2"をご紹介。
こちらはSSL XL9000Kコンソールをエミュレートしたチャンネルストリッププラグインですが、本家だけあって当たり前ですがSSLさが出てますね。
どんな楽曲にも合う懐の深さと各トラックに使用した時のまとまりの良さはこのプラグインでも健在です。
EQセクションではEチャンネルとGチャンネルの特性が切り替え可能な4バンドのパラメトリックEQになっているところが面白いですね。
すきてい的にはこの本家のチャンネルストリッププラグインをGETしただけに、前述の"Waves E-Chanel"は今後どうかなぁと思っていたのですが、使い比べても「どちらもいいですね!」という感じで、Wavesのエミュレート技術も素晴らしいと再認識した次第でございます。\(^o^)/アッパレ
という訳で楽曲によってバリバリと4000と9000の使い分けをしていただければと思います(笑)
すきていはSSL Native Channel Strip 2を直近のセールで格安で手に入れたのですが、その時の割引率は89%でした。欲しい方はたまにプラグインブティックチェックして、またセールしている時にGETしてくださいね〜。(肌感覚では年に2回くらい、EssentialBundleというバスコンプとのセットでセールをやってます↓↓)
SSL Native EssentialBundle プラグインブティック
その他セールはプラグインブティックのメインページでチェックを↓↓
(様々な有名どころのプラグインが時より大幅値引きになってますので、すきていもよくチェックしてます)
5、REDD (Waves)

Wavesからもう一つ、こちらは有名なアビーロード・スタジオのコンソール、REDD.17、REDD.37、REDD.51をモデリングしたプラグインです。(アビーロード・スタジオ全面協力)
REDD.17は今でもアビーロード・スタジオにあるミキシングコンソールなのですが、相当昔のもので、今ではごく当たり前のEQを初めてコンソールに搭載したミキシングコンソールでもあります。
またREDD.37は、あのレニー・クラヴィッツ氏の所有(相当な金額払ってますね、これは…)ということで、それほどまでに惚れ込んだコンソールなのかと、すきていもついついプラグインを購入してしまいました。
下の動画は英語ですが、エフェクトでの音の変化がわかりやすいので一度ご確認下さい。
クラシックブリティッシュのサウンドがほしい方、REDDの奥行きと深みのあるアナログ感を加えたい方はこのプラグインを是非どうぞ。(他にも使えるプラグインが多いのでAbbey Road Collectionがおすすめです。)
WAVES Abbey Road Collection サウンドハウス
6、50 Series (Lindell Audio)

こちらはLindell Audioが超有名メーカーAPIの500シリーズをモデリングしたプラグインです。
ランチボックスと呼ばれるラックに縦型のアナログ実機をサンドイッチのようにセッティングしていく規格は他のメーカーにも波及してますね。(↓こんな感じの↓)

こちらはAPIのマイクプリアンプですが、やはり実機はお高くて手が出ないですね~。
しかし、プラグインなら大丈夫。
すきていはセールで1万5千円程で手に入れました。
このLindell Audio 50 SeriesもTMT機能を有しており、非常に再現性の高いプラグインです。(Lindell Audio自体が実機の製作をしているメーカーなのでやっぱり強いですね)
音の仕上がりはやっぱり「アメリカンな!」「ロックな!」高音の抜けがよく、ハリがある感じで、ロック系のドラムは通しただけでワンランクアップします。
またすきていは購入時に下の動画を参考にしました。使い方も勉強してます(笑) わかりやすいですねー。
実機がロック調の楽曲等ジャンルによっては「これで決まりっ」というような有名どころなので、Neve1073やSSL4000のモデリングプラグインを所有していても大活躍間違いなしのチャンネルストリッププラグインですね!
Plugin Alliance "Lindell Audio 50 Series" ページ
こちらのチャンネルストリップのユニバーサルオーディオプラグインは下の記事↓↓でご確認ください。(Lindell AudioもUADもどちらもいいですね!)
7、TridA-Pre(ARTURIA)

この赤紫が眩しいチャンネルストリップはかってデビット・ボウイやクイーンの名盤に使用されたといわれる伝説的名機Trident A-Rangeコンソールをモデリングしたチャンネルストリップです。
マイクプリアンプに4バンドのEQ、ハイ・ローパスフィルターで構成されていて、プリアンプは素晴らしく、APIやNeveのようなパンチや中音域の太さというよりも、繊細な空気感や艶を与えられるかなり使えるプラグインだと思いました。(見かけは結構ハードロック的な感じですが笑)
下の動画ではARTURIAの3つのチャンネルストリップを確認できるのですが、TridA-Preは高音域のサウンドがグッドですね!
またこのプラグインは単品でも購入できるのですが、すきていはARTURIAの"FX COLLECTION 2"バンドルで手に入れました。(今はFX COLLECTION 3ですね!)
何故かというと、例えばチャンネルストリップだと動画にあるようにNeve1073やTelefunken V76をモデリングした高品質なプラグインが収録されている他、リバーブやディレイ、コンプやEQもアナログ実機を丁寧にエミュレートしたプラグインが盛りだくさんのバンドルだからです。
![]() | ARTURIA FX Collection3 【アートリア】[メール納品 代引き不可] 価格:39,600円 |

ARTURIA FX COLLECTION 2 Amazon(島村楽器)
ブリティッシュロック系の楽曲を作成されている方はこのチャンネルストリップはかなり注目ではないでしょうか。
8、Fat Channel XT (Studio One 5付属)

ここでDAW付属のチャンネルストリップの実力を再確認しておきましょう。(すきていはStudio One6 Professionalです。今は6に変わってますが、このチャンネルストリップは健在です!)
最初の画像はかなり無機質な!?見た目ですが、これは自分の好みに合わせて変更できます。

こ、これはっ!なんだかNeveぽいですなぁ。あ、EQなんでPultecでしょうか。

これはUADぽいコンプですね~
こういったビンテージのEQやコンプが組合せして使えるとは…

こんな感じに変えてみました~
しかし実はつい最近までこのエフェクトを使ったことがありませんでした。
使ってみると…なかなかいい感じにまとまるではないですか!
もうなんというか素直にきっちり効く感じです♪
こんなに使いやすくしっくりくるチャンネルストリップがあるのに、全く気づいていなかったすきてい。またまた反省です。
おすすめコンソール・チャンネルストリップ まとめ
今回、実は紹介していない激おすすめプラグインがあります。
それは…
UAD(Universal Audio)のプラグインです。
ああ、いいですね~♪
でも、こちらはUADのオーディオインターフェイス等の専用のDSP処理ができる機材がないと使えないのです。(そしてすきていは持ってないのです(>_<)クゥ~)
購入しました\(^o^)/イエーイ
一部ですが機材が無くてもWinやMacでUADプラグインが使えるようになりました!!やったね!
是非↑↑の記事をご確認ください。
またこちらをUADのページもご確認ください↓↓"ネイティブ"となっているプラグインが機材無しで使えます。
https://www.uaudio.jp/uad-plugins.html
ただプリアンプ系のプラグインは大体まだまだネイティブでは使えないようです。。(T_T)エーン
オーディオインターフェイス おすすめ10選!【コストパフォーマンスの高い機種をご紹介】
の中でも"APOLLO TWIN X DUO"をご紹介していますが、もしお持ちの方なら、当たり前ですが、UADのプラグイン一択かも
(まあ無い物ねだりしても仕方ないのですが、ユニゾン機能(かけ録り)とか魅力的すぎ!(≧∇≦)b あー、ほしーほしーなぁ!→コチラも手に入れました!)
今回は様々な"コンソール・チャンネルストリップ"プラグインをご紹介してきましたが、どれも格好よくて、いい音になって、結局これひとつで何でもできるから、あとは空間系のエフェクトで良くない!?
というのがまとめです。
だって殆どのプラグインが、偉大なミキシングコンソールを各社が最高の技術で忠実に再現しているのですから、いい音にならない訳がないですよね!
ですので、皆さまセールの時に(これ大事!)、音楽ジャンルに合わせて数種類のコンソール・チャンネルストリップ プラグインを手に入れておけば、結果的に余計な出費を抑えられるかもしれませんよ~