Babyface Pro FSがやってきた!
どのサイトでもオーディオインターフェイスで音質重視の方におすすめされているREM社の"Babyface Pro FS"ですが、大変な人気ぶりで、すきていも1ヶ月待ちで購入することができました。(プロミュージシャンも多数使用されており、どのショップの口コミを見てもほぼ満点と弱点なしですね)
(普段はDTM関連のお買い物はサウンドハウスさんを良く使っているのですが、値引きがほぼ無い製品なので、当時値引きクーポンキャンペーンをやっていたRock oNさんの楽天オンラインショップで購入しました!)
※今やっと供給が追いついてきた状態ですね。未だに高値で販売している業者も見受けられますので、購入前にいくつかの販売店を確認しましょう!
RME / Babyface Pro FS USBオーディオ・インターフェイス【渋谷店】 価格:140800円 |
あ、サウンドハウスさんでも入荷してました!
RME Babyface Pro FS サウンドハウスこちらも私がたまに使っていますイシバシ楽器さんのAmazonサイトです↓↓(お値段も適正低価格⁉で安心して使えます)
大人気機種故に、これからどんどん値引きになるということは考えづらいですので、ほしい方は早めにGETしてもよいかもしれませんね。
…そしてとうとうやってきましたBabyface Pro FS!
早速開けてみます。
外側のスリーブを外すと、プラスチック製の保護ケースと、マニュアル一式、あとREMのロゴシール(エフェクター入れるケースに貼っている人を見かけます)が入ってます。
そして本体ケースを開けると、まだ本体は見えず更に袋に包まれています。
本体の下にはUSBが2本とMIDIケーブルが付属されています。
まあこれだけがっしりと本体が守られていれば持ち運びも安心ですね。
さあそして、出てこいっ Babyface!
じゃじゃーん♪(古い?)
思っていたよりもメタルなずっしり、しっかりした感じで高級感があります。
こちらは左側面。PCに接続するUSB端子やMIDI端子、またデジタル入出力端子があります。(オプティカル端子でチャンネル数拡張等で使用します)
DC端子はスタンドアローンで使用する時(ヘッドフォンアンプとして使うとか)に電源アダプター(別売)を差し込みます。通常PCに繋いで使う時はUSBバスパワーです。
そして右側面。ヘッドフォンやイヤホン出力、HI-Z(ハイ・インピーダンス)ライン入力が2つあります。
そしてこちらが背面。XLR端子がインとアウト2CHずつあります。
それでは早速PCに繋げてみます。(後で見ると説明書きにはドライバーをダウンロード&インストールしてから繋げるとありました。皆さんはお気をつけくださいまし。)
勝手にPCが認識して、音声データも入力されています。簡単だね♪
でもDAWの音声が出力されない…と1時間ほど苦戦していたところで、ドライバーをダウンロードして再起動し、Total Mix FXを立ち上げると、音声出力できました。(最初からマニュアル見ておけば良かったです。汗)
(↓↓Total Mix FXの画面です。カッコいいですね。何だか色々並んでいて扱いが難しそうですが、一度使い方を覚えるともうこれなしではいられない程使い勝手が良いようです。)
~♪♪♪~
音源プラグインを立ち上げて鳴らしてみたのですが、早速凄い!!と思ったのが、各音源プラグインの音質が上がった!ということです。「こんなに綺麗な音だったとは…」となりました。
実際は音源の質が変わったのでは無く、細かな音まで綺麗に聴こえるようになったということですが、このBabyface Pro FSのモニターの質の高さに驚くとともに、所持している音源系プラグインの品質も再評価する結果となりました。
お次はすきていの以前録ったギターを確認してみると…
「聴くに堪えない…」
なんだか粗がクローズアップされており、演奏の下手さが目立つ結果に( TДT)ガーン
もっとギターを練習しないといかんっ、と反省しております。(このレベルの演奏を世に出さなくて良かったです(^o^ゞホッ)
こうなるとマイク録音も腕に自信が無いので、今回は下の動画でBabyface Pro FSのマイク品質やTotal Mix FXの使い方をご確認ください。
↓↓(特にTotal Mix FXの説明はわかりやすいですよ!)
細かく正確にモニタリングできることが、プロ並みの音楽制作をする為の必須の条件ともいえますが、この音の解像度の高さを物差しとしてやっていけば、プロの編集に近づけるのではと思います。
そして価格は10万円しますが、音質といった一番大事なものが、他のオーディオインターフェイスのエントリーモデルとは全く違う領域であるので、こちらは納得の価格といえるでしょう。
すきていの所持していたPresonusのStudio26C(2万円弱)も非常にクリアな音質で気に入っていたのですが、Babyface Pro FXはやっぱりものが違いますね。よりクリアな上に更に音が潤ったような、瑞々しい感じがします。
(これはこれで、同価格帯のオーディオインターフェイスの中では音質も良く、人気DAW"Studio One Artist"がついてきたり、その他プラグイン特典も盛りだくさんと、初めてのオーディオインターフェイスにはおすすめですよ!)
その他オーディオインターフェイスおすすめはこちらへ↓↓
オーディオインターフェイスおすすめ10選!【コストパフォーマンスの高い機種をご紹介】
スピーカー接続について
スピーカー接続に関しては少し手間取りました。
スピーカーにも接続しようとそのままStudio26Cからコネクターを外して、Babyface Proに繋げようとしたところ…
コネクターを挿すところが無い…
Babyface Proの右側面にある端子はコネクターの形状は同じですが、ラインINですし…。
同じ問題を抱えた方も多いと思いますので、どう対応したかをご説明いたします。
すきていのスピーカーはTASCAM VL-S3BTですが標準でこのケーブルがついていました。(TASCAM VL-S3BTは下の記事でちょっとだけ紹介しています(´・ω・`)/)
モニタースピーカーおすすめ7選!(やっぱり必要みたいです・・・)
しかし、Babyface Pro FSのスピーカーへのラインアウトはXLR端子なので、物理的に挿せません。
そこで下の「XLR(メス)-RCA変換ケーブル」を購入しました。
(Amazonで「XLR(メス)-RCA変換ケーブル」と入力すると、いくつかおすすめが出てきます)
すきていの購入したケーブルはこちらです。(Amazonへのリンクです)
すきていはAmazonおすすめのケーブルを1,870円で購入しましたが、他にもBELDENやCANAREもありましたので、拘る方は少し高価になりますが、そちらをチョイスください。
そしてオーディオインターフェイスとスピーカーを繋げてみると…
音が出たー!!
これで一安心です。他にもイヤホンジャックからスピーカーに繋いだりとやり方はあると思いますが、今回はメーカーで紹介されているような繋ぎ方をしてみました。
※XLR側(Babyface Pro側)のプラグを左右逆に挿してしまうと音が出ませんので注意しましょう。(製品によっては見た目もわかりづらいです)
Babyface Pro FSのスペック
ではここでBabyface Pro FSの仕様をおさらいしておきましょう。
・最大24bit/192kHz対応
・「SteadyClock FS」搭載
・入出力合計 4in2out(最大12in12out(増設時))
・USB2.0接続
・Total MIX付属
このBabyface Pro FSの売りでもある"SteadyClock FS"とは、調べてみるとFSは「フェムト秒(1000兆分の1秒)」のことで非常に精密なクロック同期を行えるようです。
1000兆分の1秒って!何に例えて言えばよいかわからないぐらい刹那?ということなんでしょうか。(書いててよくわからなくなってます…)
凄く精密な細かい単位の情報までD/A、A/Dをスムーズに行えるということでしょう。(とにかく凄い!)
またマイクプリアンプも相当品質の良いものを搭載しているようです。
これなら変な安物のマイクプリは要らないですね。
そしてスペックではないですが、地味に重要なのがドライバーが安定している、サポートが非常に長いということです。
オーディオインターフェイスによっては1世代前のOSでは使えないというようなこともありますが、REMはかなり昔のものでも使えます。
Babyface Pro FS まとめ
評判通りの繊細でクリアな音質で、基本性能が非常に高く、この先10年位は当たり前のように使っていそうな、とっても優れたオーディオインタフェースです。
すきていも2台目を探している時にUniversal Audioの"APOLLO TWIN USB"と迷ったのですが、初めて音を聞いた時にこちらを買って良かったなぁと思いました。
オーディオインターフェイスはDTMの中でもかなり重要な、土台になる機器です。
皆さんの中にもBabyface Pro FSが気になっている方がいらっしゃると思いますが、
「これは買って損はないですよ!」
と自信を持っておすすめできるオーディオインターフェイスです。
【追加情報】
マイクやカメラ等に使えるスタンド↓↓がBabyface Proに合うということで、幾つかのサイトで紹介されていたので、すきていも購入してみました。(K&Mはマイクスタンドで超定番のメーカーですね)
K&M 23250 サウンドハウス早速取り付けてみました。
ちょっとわかりにくい画像ですが、配線がし易くなりました。
特にギター等のラインINが右側にあるので、直置きだと本体を取り出さないとシールドを挿せないのですが、これだとちょいと向きを変えてやるだけで挿せますね♪
狭いクローゼットでDTMをしているので、こういうグッズは助かります。
Babyface Pro FSはいつまで経っても品薄状態ですし、値引きはまず無いオーディオインターフェイスなので、欲しい方は思い立ったら早めに注文するのが良さそうですね。
それでは〜