今回はDAW"Studio One"で有名なPRESONUSのMIDIパッドコントローラー「ATOM」を購入しましたのでご紹介。
ドラムの打ち込みをしていて「もっと楽に、簡単に打ち込みできないかなぁ」と常々思っていたところ、フィンガードラムの動画を見て「カッコいい~!」となり、調べているうちに欲しくなって、今回の購入に至りました。(すきていのお決まりパターン)
何故、数あるMIDIパッドコントローラーの中からATOMを選んだのか。少しお話させてください。
何故ATOMを選んだのか
MIDIパッドが欲しくなった時、まず最初にネットで「MIDIパッド おすすめ」で調べました。(皆さんも大体こうされますよね)
すると出てきたのがNative Instrumentsの"MASCHINE MK3"
Native Instruments MASCHINE MK3 サウンドハウス
何がおすすめかというと「パッドが良くて演奏しやすい」ということがよく書いてありました。あとは付属ソフトウェアが豪華というような感じですね。
すきていは「パッドの質が良い」というところで欲しくなったのですが、何せお値段が6万円位しちゃうというところで諦めモードになりました。
そこで廉価バージョンの"MASCHINE MIKRO MK3"を見つけ調べたのですが、口コミにパッドがMASCHINE MK3と違っていて劣るといった内容が何人か居たのと、やっぱり2万円台半ばの価格が厳しく、こちらも諦めました。
Native Instruments MASCHINE MIKRO MK3 サウンドハウス
どちらもカッコいい見た目で欲しかったのですが、お金も無いし、付属ソフトウェアも今のところ間に合っているしと見送りました。
しかしここで参考にできたのが、DAWと連動させたMIDIコントローラーとしての使い方でした。DAW操作がマウスを使わずとも手元のコントローラーで操作ができれば作業効率もアップしますよね。
ということですきていはDAWがStudio OneなのでMIDIコントローラーとしての使い方を期待してPresonusで調べてみると、この"ATOM"が出てきた訳です。もちろんDAWと同じメーカーなので、親和性は抜群ということでした。
では肝心のパッドの質はどうでしょうか。
口コミでは感度が非常に良いという意見が多いのですが、一部反応が鈍いという意見もあり、YouTube動画で確認。反応は良さそうだったので安心しました。
そして最後に価格を確認すると2万円を切る価格であったので購入を決定しました。(今は円安の影響か少し価格上がってますね。。)
※すきていはAmazonで手に入れましたが、今確認すると色々バンドルで高い価格しか販売されてないですね💦
すきてい購入当時はサウンドハウスも同じ価格でしたが、購入される場合はそのときの価格やポイントの有無等で選択しましょう。
ATOMレビュー
↓以下レビューです。↓
箱を開けると、説明書と接続ケーブルが入っており、本体も程よい重さで安っぽさはない印象。
パッドも以前家電量販店に展示してあったMASCHINEを触ったことがあったのですが、それと同じような感触のパッドでした。
早速ノートパソコンに繋いでみると…
全パッドが光って接続完了。クローゼット内が華やかになり、テンションあがりました!(USB2.0 バスパワー駆動)
それからドラム音源の"SUPERIOR DRUMMER 3"を立ち上げました。
MIDI設定でATOMを選択して、パッドを叩くと…、「ドスドス、タンタン」と鳴っております。
叩き方もゆっくり押し込む感じでは無くて中心を素早くコツンと指先で叩くような感じのほうがよく反応します。
その後パッドの感度を一番良いものに設定したのですが、このパッドは結構いいですね♪ハズレでなくて本当に良かったです。
重要ポイントのパッドの質はクリアしました。
あとフィンガードラムをしようと考えていらっしゃる方には特に重要なことなのでここで記載しておきます↓↓
ATOMの本体からはドラムの各パートに合わせてパッドを設定することができません。ですのでドラム音源側でMIDIマッピングができるプラグインをご用意ください。例としてEZ DRUMMER 2はMIDIマッピングに対応していませんが、SUPERIOR DRUMMER 3はOKです。(気をつけましょう!)
そしてお次はDAWのStudio One5を立ち上げます。すると本体上部のStudio Oneマークのランプが緑から青に変わりました。特に煩わしい設定は必要なく簡単でしたね♪
そして簡単なところで、曲の再生と停止(ボタンを押す回数で曲の頭に戻ることも可)、録音も手元でコントロールできたので、これは作業がはかどると感じました。
こちらはボタンの使い方に慣れれば、トラックのズームやテンポコントロール、イベントのコピーやループ設定、ピッチの調整等々ATOMからできるようになるので、どんどん覚えていけば作業スピードUPでストレスも減っていきますね!
まとめ & その他MIDIパッド
今回ご紹介しましたATOMはコンパクトでパッドの質も良いので、おすすめの製品なのですが、Studio Oneを持ってらっしゃる方には特におすすめです。作業効率が大幅にアップすること間違いないでしょう。(Studio Oneの他のDAWでもMIDIコントローラーとして使えます)
またDAWをStudio Oneにしようと考えている方にもおすすめです。Studio One Artistが付属しています。(その他にもたっぷりプラグインついてきますよ~♪)
ただ他のDAWの方ですとLiveならNovationのLaunchpadシリーズの方がより親和性があり、操作性がよいかと思います。
NOVATION Launchpad X MIDIパッド サウンドハウス
こちらは2万円ちょっとしますが、Miniバージョン(かなり小さいです…)なら1万円位で入手できます。(これだけパッドがあればドラム以外の楽器もこれで演奏できそうですね)
マルチ音源を入手したい方は、最初に紹介したNative InstrumentsのMASCHINE MK3は人気でおすすめですよ!
ちょっと価格はしますが、パッドの質には定評がありますし、各DAWとの連携も高いレベルで行われるし、KOMPLETE SELECTも付いてくるといった十分元の取れる内容となっています。
またスタンドアローンでの使用を考えていらっしゃる方は更に上位機種のMASCHINE+が選択肢に入りますが、かなりの高額なので、実際にパフォーマンスに使用する方や、パソコンから離れて作曲を進めたい方等、目的がしっかりしている方におすすめです。
Native Instruments MASCHINE+(PLUS) サウンドハウス
あとAKAIも低価格で高品質なMIDIパッドを作っているメーカーとして有名ですね。(フィンガードラムの動画でも使っている方が多く、ATOMとも迷いました)下のMIDIパッドが動画でもよく使われてますね。
AKAI MPD218 MIDIパッドコントローラー サウンドハウス
ドラムのリアルタイム入力に力を入れるのか、DAWのコントローラーとしての使い方に重きをおくのか、用途によって微妙に狙う製品が違ってくると思います。
そこは念入りに追加調査を行っていただいて、失敗のないお買い物をしていきましょう!